
- 演奏中に息が足りなくなる
- 息継ぎまでとても息が持たない
- 緊張すると息が短くなる
篠笛 麻の会の大輝です。
演奏中に息が足りなくなることは、誰でも1度は経験したことがあると思います。
私自身練習中は普通に吹けても、本番でなぜか息が続かないことが今でもよくあります。
本ブログでは、演奏中に息が足りなくなる原因と対処法を解説していきます。
息が足りなくて悩んでいる方は是非ご参考ください。
演奏中に息が足りなくなる原因と対処法【篠笛】
演奏中に息が足りなくなる原因は以下のとおりです。
- 力んでいる
- 息が深く吸えていない
- 立って演奏することに慣れていない
上記に共通する演奏中に息が足りなくなる原因は、緊張です。
緊張すると体が強張り息が浅くなります。
とはいえ緊張以外にも原因があります。
緊張だけは、場数を踏むしかありませんが、それ以外を対処していきましょう。
力んでいる
力むと息が浅くなります。
最初のうちは、1音目が出るかとても不安だと思います。
1音目を絶対に出そうと意気込むと、自然と体に力みが出てしまいます。
力みが出ると体が硬直し、吸える息の量が物理的に減ってしまいます。
1音目が出るかどうかは、唇の位置が正しい位置にあるかどうかです。
無理に力まずに、最初の所作でゆっくり唄口を下唇の真ん中くらい(自分が1番音が出る場所)に置いてから吹きましょう。
所作はゆっくりでも構いません。
力まずゆっくり落ち着いて吹きましょう。
息が深く吸えていない
息が深く吸えていないと、息が足りなくなります。
当たり前ですね。
篠笛の演奏では、普段以上に息を深く吸っています。
具体的には、体全体で息を吸って肺がパンパンになるくらい吸います。
演奏時の息継ぎ時間は短いので、上記の呼吸を一瞬で行っています。
深く早い呼吸を普段から意識して練習しましょう。
立って演奏することに慣れていない
立って演奏することに慣れていないと、息が足りなくなります。
篠笛 麻の会の演奏会では立って演奏することがほとんどです。
座って演奏するのと、立って演奏するのでは全然違います。
個人的には座って演奏するよりも、立って演奏する時の方が体全体で息を吸えます。
立って演奏することに慣れていない方は、練習中から立って練習する習慣を作りましょう。
立って練習するには暗譜も必須ですので、結果的に上達するきっかけにもなります。
普段から立って練習することを心がけ、徐々に慣れていきましょう。
まとめ:練習は本番、本番は練習

演奏中に息が足りなくなる原因と対処法を解説しました。
- 力んでいる→ゆっくり落ち着いて吹こう
- 息が深く吸えていない→普段から深く息を吸う意識
- 立って演奏することに慣れていない→立って演奏する習慣作り
演奏中に息が足りなくなる主な原因は緊張ですが、細かく分解すると様々な原因があることがわかりました。
とはいえ、緊張していては息が足りなくなる原因は対処できません。
緊張には良い緊張と悪い緊張があります。
過度な緊張は力みや震えで演奏に悪影響を与えることもありますが、程よい緊張はむしろ集中力が増して演奏にはプラスです。
まずは程よい緊張を目指しましょう。
大切なのは、練習中から本番の緊張感で演奏することです。
緊張は慣れで次第に緩和します。
程よい緊張で演奏できるようになった上で、今回のポイントも意識してみてください。
練習は本番、本番は練習!
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