愛媛県切山にある真鍋家住宅にて、篠笛演奏をしてきました。
平家伝説の里切山
国指定重要文化財:真鍋家住宅。
真鍋家住宅とは、江戸時代中期の建築され、愛媛県内に現存する最古の民家と言われている住宅です。
全国的にも重要な建物であるため、昭和45年に国の重要文化財に指定されました。
また山深い谷間にある切山地区は、平家の落人伝説の残る秘境の地であり、安徳天皇と5人の武士が身を隠していた場所として数々の平家にまつわる史跡が残っており、重厚な歴史を感じられる場所です。
演奏当日は雨で、紫陽花と雨音が心に染み渡るような空間となっていました。
切山にお住いのご近所の方々が聞きに来てくださり、皆さん仲良しでとても暖かい雰囲気の中演奏させていただきました。
建物内では、かやぶき屋根に湿気がこもらないよう囲炉裏に火を起こしており、煙が煤(すす)の匂いと共に充満して独特な雰囲気となっています。
演奏はいつも通りの構成で、わらべうたや民謡、唱歌などを演奏させていただきました。
今回の演奏会のきっかけにもなった麻由子の友人の佳子さんも一緒に演奏してくれました。
最後は3人で雅楽の越天楽を演奏し、無事に演奏会を終えることができました。
演奏後には簡単な篠笛体験も行い、麻由子がゴリゴリに指導して皆さん音が出るようになりました。
演奏後には切山にあるカフェCafe KIRIAKEで、ご馳走になりました。
真鍋家住宅の歴史や切山のことなど教えていただきました。
現在切山には50人ほどしか村人が居なく、移住して盛り上げてくれる人を募集しているそうです。
とても心温かい方ばかりで、切山の魅力を存分に味わうことができました。
四国へ旅行の際に、是非立ち寄ってはいかがでしょうか?
真鍋家住宅 住所:四国中央市金生町山田井2030-2
コメント
良い雰囲気ですね✨囲炉裏などあり、響きが聴こえてくるみたいです
つぐみさんコメントありがとうございます!
とても素敵な場所でした!