篠笛の上達方法を5ステップで解説【初心者必見】

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興味津々猫
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  • 篠笛を始めたけれど何をすれば良いかわからない
  • 篠笛が上手になりたい
  • 最短最速で篠笛が上手くなりたい
  • 篠笛が上達する流れを知りたい

篠笛麻の会の大輝です。

篠笛を始めたけれど、何からすれば良いかわからない方も多いと思います。

実際に私もはじめた頃は音が出ずに面白くなく挫折して、そのまま篠笛を半年封印していました。

しかし安心してください。1つずつステップを踏めさえすれば、必ず篠笛は上達します。

始めた頃の私のような経験をして欲しくないので、篠笛が上達する流れを5ステップでわかりやすく解説していきます。

もし私が初心者に戻ったとしても、必ず実践する最短最速で上達できる方法です。

私自身の経験と知識に基づいて紹介するので、誰にでも当てはまるわけではありませんがぜひご参考ください。

篠笛が上達する流れ

篠笛が上達する流れは、以下のとおりです。

  1. 所作を美しく
  2. 運指(数字譜)を覚える
  3. 音が安定して出るようになる(呂→甲→大甲)
  4. 暗譜する
  5. 音色を意識して演奏する

それぞれのステップに意味があるので深堀りして解説していきます。

所作を美しく

第一に所作を覚えます。最初から音を出そうとは気が早い!笑

所作とは、篠笛を構えてから、吹き、吹き終え下すまでの一定の動きのことです。

この所作を綺麗にできていないと、音を安定して出すことができません。

細かい所作は、教室、グループによって異なりますのであえては触れませんが、篠笛を吹く上で一番最初に教わる事と言っていいほど大切です。

独学の場合は、好きな篠笛奏者の構え方やYouTubeの動画などで篠笛奏者の一連の所作を参考にしてみてください。

これが自然にできるようになると、その後音を出すときに役立つし何より見た目が美しい!

運指(数字譜)を覚える

所作の次は、運指を覚えましょう。運指とは指使いのことです。

篠笛では数字譜と言って、漢数字とアラビア数字を元に演奏します。

覚えるのが大変ですが、何度も同じ曲を練習していると自然と覚えます。

最初は音は出ても出なくても良いので、何度も同じ曲を練習して運指を覚えましょう。

音にばかり気にするよりも、まずは運指を覚えた方が後々上達が早いです。

音は出なくて当然と思って練習しましょう。

まずは指のダンス、指の振り付けと思ってください。

音が安定して出るようになる(呂→甲→大甲)

運指をある程度覚えた頃には、音も少しは出るようになる人もいると思います。

呂、甲、大甲の順に音を安定して出せるように練習しましょう。

最初のうちは呂の音が出るだけで十分です。

甲と大甲は難しいので四苦八苦すると思いますが、練習あるのみです。

音を安定して出すには細かいコツなどはありますが、結局は練習量がものを言います。

出なくても焦らず、長い目で練習しましょう。

まずはしっかり穴に指の肉が埋まっているか。

形だけではなく、しっかり穴が埋まらなければ正しい音は出ません。

呂、甲、大甲の出し方については以下を参考ください。

呂、甲、大甲とは?吹き方も解説【篠笛】
こんにちは。呂、甲、大甲の一つも読めなかった篠笛奏者の大輝です。 呂、甲、大甲とは篠笛の音域のことです。 それぞれ呂(りょ)音、甲(かん)音、大甲(だいかん)音と呼ばれます。 本記事では、篠笛を始めて...

暗譜する

呂、甲、大甲が安定して出るようになったら、暗譜しましょう。暗譜とは譜面を覚えることです。

音さえ出るようになれば、どんな曲でもある程度吹けるようになりますが、あくまで吹けるだけです。

譜面をなぞるだけの単調な演奏になってしまいます。

暗譜することで、演奏に余裕が出て自分の出す音に集中できるようになります。

自然と指が動くくらい徹底して練習しましょう。

また、練習中も少しづつ譜面を見ずに練習すると良いです。

譜面を見る癖がつくと、暗譜していても譜面がないと不安になる方が多い印象です。

間違っても良いので、少しづつ譜面から離れましょう。

麻由子は暗譜に手こずっている時は歩きながら吹いて何度も何度も同じ所を吹いて確認しています。歩きながら吹くとやりやすいみたいです。(人による)

音色を意識して演奏する

完全に暗譜までできたら、音色を意識して演奏しましょう。

ここで譜面に戻って、それぞれの音をどう吹くかを徹底的に研究します。

篠笛は息の吹き込みで、音色を調整できるのであなた次第でいくらでも曲は変わります。

曲らしさを出すか、自分らしさを出すかも自由です。

音色を意識して演奏できるようになる頃にはかなり上達しているでしょう。

実際に私も、音色を意識して演奏し始めてからぐんと上達した気がします。

歌うように。抑揚、緩急、情緒溢れ。

音色を意識できるということは、これまでのステップが全て完璧にできていて余裕のある状態です。

ここまで上達すると、後は演奏者としてどう色を出していくかだと思います。

それぞれ目標は異なると思いますが、あなたらしい篠笛の演奏を探究してみてください。

まとめ:篠笛の上達に終わりはない

最近思うことは、篠笛の上達に終わりはないことです。

ある程度吹けるようになってからが、篠笛の魅力が発揮されるところだと思います。

初心者のうちは音を出すだけで大変だと思いますが、皆が通る道なので安心してください。

私自身も最初の半年間音が思うように出ず何度も挫折していましたが、なんとか安定して出るようになりました。

篠笛初心者の方、また行き詰まっている方も、今回紹介した上達までの流れを参考に練習してみてください。

何よりも篠笛の上達で大切なことは “継続は力なり” です。

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