桜島の近くにある離島、新島の五社神社にて篠笛奉納演奏を行いました。
新島とは、1779年(安永8年)に桜島で起こった安永噴火によって海底が隆起してできた島です。

元々は250名が生活しており小学校もありましたが1972年に児童数が0人になり廃校、そして2013年には島民が0人となり無人島になりました。
その後、2019年に元島民の佐々木和子さんと夫の直行さんが島唯一の神社を守るため移住し、現在2人が生活しています。

新島は大輝が桜島に住んでいた時に、なんとなく気になっていた島でした。
その後、結婚し兵庫に移住することになり結局行けず仕舞いで数年経ちましたが、鹿児島での篠笛活動をきっかけにふと思い出し、今回行くことを決意。
鹿児島でのお稽古の合間を縫って訪れたところ、カフェで美味しいコーヒーとお福分けを頂きながら和子さんと新島の歴史、今行っているプロジェクトのお話をたくさん聞かせていただきました。

私達も何かできる事はないかとお話したところ、新島の神様へ奉納演奏をさせて頂くことになりました。
社殿内で暁を奉納し、その後はさくらとおはら節をボランティアで活動されている方々にも聞いて頂きました。
五社神社の神様、聞いてくださった方々にも喜んで頂けた様でとても嬉しかったです。

島内ではボランティアの方々が、道路の整備や清掃活動を行なっており、約5000年前の貝化石層が見れたり、桜島を見渡せるハイジのブランコなど自然の魅力がたくさんあります。
長閑でゆっくりとした時間の中、何もしなくて良いという最高の贅沢を存分に楽しんだ新島観光でした。

桜島を1番近くで臨める新島、桜島の噴火が生んだ自然豊かな新島、五社神社への特別な思いを持つ素敵な夫婦が住む新島。
県外の方はもちろん、鹿児島県内にお住まいの方も是非一度、そして何度でも訪れて欲しい場所です。
私達も今後このご縁を大切にしながら、可能な範囲でお手伝いさせて頂きます。
今後の新島での活動、楽しみにお待ちください。

※令和7年10月19日(日)五社神社大祭にて奉納演奏予定
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