- 笛が演奏していると内向いてしまう、、、
- 外向いてしまう、、、
- なぜか音が安定しない
篠笛 麻の会の大輝です。
笛を吹いていると自然と笛が内向いたり外向いたりしまうことがあります。
内向く外向くとは、篠笛の正しい位置よりも内向き外向きになってしまうことです。
内向いたり外向いたりのズレが大きいと、綺麗な音色が出ません。
また、内向くと低い音が、外向くと高い音が出ます。独奏の時は問題ありませんが、誰かと吹くときは要注意です。
笛は指孔(押さえる穴)の位置が自然と真上を向いているのが正しいポジションです。
しかし、無意識に内向いたり外向いたりしてしまいます。
本ブログでは、内向く外向く人の対処法を解説していくのでご参考ください。
笛が内向く、外向いてしまう人の対処法
対処法は以下のとおりです。
- 指孔の位置を常に地面と平行にする
- うつむかず真っすぐ前を見て吹く
- リラックスする
それぞれ解説していきます。
指孔の位置を常に地面と平行にする
指孔(押さえる穴)を常に地面と平行にしましょう。
指が地面と平行だと、自然と正しい位置で吹けるので、内向く外向く心配はありません。
指孔の真上を指の腹で押さえられていたらOKです。
押さえる手が地面とまっすぐ平行になっていたら自然と指孔も平行になります。
しっかり抑えようとしすぎて、右手を内に巻き込み笛ごと内向きにならないように。
後は正しいポジションを無意識にできるようにひたすら練習しましょう。
うつむかず真っすぐ前を見て吹く
うつむいて吹いてしまうと、笛も自然と内向いてしまいます。
対策としては、うつむかずに真っすぐ前を向いて吹くといいでしょう。
前を向いて吹くと自然と手と指孔も綺麗に平行になります。
うつむきがちな人はまっすぐ前を見て拭きましょう。
篠笛麻の会での舞台での目線は、まっすぐ前は向いていますが、目線は斜め前下です。
リラックスする
力んで吹いてしまうと、指にも力が入り内向いたり外向いたりします。
力を抜いてリラックスすると自然と地面と平行、正しいポジションになるはずです。
篠笛において力みは全てにおいてよくありません。
音を出そうと力んでしまう気持ちは十二分にわかりますが、最初は無理でも意識的にリラックスするように心がけましょう。
まとめ:内向く、外向いたとしても自然と修正できるように
笛が内向く、外向いてしまう人の対処法は以下のとおりです。
- 指孔の位置を常に地面と平行にする
- うつむかず真っすぐ前を見て吹く
- リラックスする
しかし、これを意識していたとしても内向く外向く人はいます。
吹くことに一生懸命になると自分でも気づかないものです。
そんな人は篠笛が内向き外向いているか、音が高いか低いかのどちらかで気付けるようになりましょう。
気付けるようになれば演奏中でも修正できます。
音が低いか高いか意識しても自分ではわからない人は、鏡を見て位置をみる。仲間や先生に何度も指摘されているのであれば、自分は内向きやすいと認識し、常に外向きを心がける。など工夫をしてください。
なので篠笛の正しいポジションと、正しい音が自然とわかるようお稽古に励みましょう。
後は練習あるのみ!
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